5月に着る着物 2
今日も日中は着物を着ていますと少々汗ばむような陽気でしたね。
それでも朝晩はまだまだ少しひんやりとした風が心地よく軽装ですと肌寒かったのではないでしょうか
あ~この位の気候がず~っと続けばよいのに...と夏が苦手なわたくしなどは感じてしまうのです。
5月に着る着物 2
本来は5月の着物はコートから解放されて帯付に...と申しました。
気温は朝晩涼しく日中は夏日の日も多くなりましたがまだ湿気がそれほどありませんね。
単衣のお着物にはまだ抵抗があり、折角ですものお気に入りのお着物を着てお出掛けしたい・・・。
という時は迷わず堂々と袷のお気に入りのお着物でお出掛けください。
既にコートは羽織らなくても良いのですからそれだけでも随分身軽になっていると思いますし着物と帯だけの姿はとても美しいものですよね。
ただ趣のあるざっくりとした紬ですとその風合いから予想以上に体の中に熱を抱えてしまいますので帯付といえども避けた方が宜しいかと。
その分冬に真綿の紬は寒さしらずの頼りがいのあるお着物となり出番多すぎ!となる訳です。
ですのでこの時期の袷のお着物はあまりしぼの大きくない縮緬のお着物やお召または大島紬(こちらは紬でも絹糸でツルっとしていますので最適です)などでお色目が新緑の景色に映える明るいお色が肌映りも良いのではないでしょうか。
5月の着物の暑さ対策
さてお気に入りのお着物でのお出掛け。ただ着ているだけではないですよね。どちらかに出かけショッピングや美術鑑賞や観劇やご友人との楽しいお食事などなど・・・お口も体も良く動いていることでしょう^^♪
なので冷房が効いているとはいえやはりお洋服対応の気温設定ですと少々汗ばんでくる・・・のはわたくしだけでしょうか?
長襦袢で温度調節を
最近の長襦袢は袷にすることが少なくなり(もちろんありますが)単衣にしてお袖だけ無双にお仕立てする傾向にあります。
その単衣の長襦袢に袷のお着物が5月の装いとしては通常なのですが、わたくしなどは早々と絽目の長襦袢を纏い袷のお着物を着て楽をしております。
洋服でも下着で調整致しますものね。
同様に長襦袢から、もっと掘り下げれば肌襦袢から夏物に変えていけばそれだけでも随分と快適にお着物で一日動き回れると思います。
昨年テレビで街行く素敵な着物姿のご婦人に暑さ対策のインタビューが
そのご婦人が「わたくし冷えピタをつけておりますので大丈夫です」と...
果たしてどの程度大丈夫なのかは分かりませんがわたくしも「大丈夫」になりますように夏にはいよいよ「冷えピタ」の出番があるかもしれません。
下記のインスタ澄ましておりますが(映していませんが澄ましているのです)告白したように長襦袢は夏物です
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