夏には半幅帯が大活躍
昨日は隅田川花火大会もありまた足を運んだのが日本橋だったこともあり浴衣姿の方が多く見受けられました。
カップルの方は男性も浴衣姿の方もいらして微笑ましく感じました。なかなか良いものですね。
出番の多い半幅帯
夏は着物も絽や紗、夏紬の絹の着物以外に浴衣や小千谷縮など綿や麻の素材の物もありますから半幅帯を手に取り気軽に出掛けられます。
かしこまった席には締めて行けませんがカジュアルな場所、また夏は他の季節より洋服でもラフな服装になる時期ですので同様に考えれば半幅帯の出番は多くなるのではないかと思います。
(パーティーなどに締められる半幅帯もございますがその場合は素材は勿論絹ですし織柄が有職文様などの古典文様が多くなりますし締める帯結びも異なります)
何と云ってもその日の気分や選んだ着物の雰囲気で結び方を変えられるバリエーションが多いのがいいですね。前で結んでくるくると後ろに回すのも気が楽かもしれません。
また少し変わっていてもそれがご自身のオリジナル!と堂々と締めていられます。
もっとも基本の結びがしっかり出来ていることが前提ですが。
その上での遊びは見ていても楽しいですよね。
もどき?二段のしめ片ばさみ
先日お教室にも杢目絞りの絽の着物にリバーシブルの半幅帯。3m70cmと長さはないのですがその中でのバランスを取って(取ったつもり(^^))二段のしめ片ばさみを結んでみました。
長さがない分足りないところもあったり、粋と云うよりは可愛らしくなりましたがそれはそれで表情が変って面白いのではないかと思っております。
次回は長さたっぷりの半幅帯で同じ帯結びをしてみますね。