浴衣のお稽古

昨日九州から東海にかけて梅雨明け宣言がありましたね。
あぁ、これからが夏本番なのですね。
すっかり顎が上がっておりましたのでこの先どうなる事やら。
昨日なりふり構わず「超冷感タオル」とやらを水で濡らして首に巻いてお買い物に参りましたがわたくしには大した変化を感じられず単にオバチャンになっただけでした。

やはり着物を着た時同様洋服も気合で頑張ります。

イベントに参加するため実践浴衣レッスン

今回はKさんが浴衣をお召になられてイベントに参加なさる為に日頃のカリキュラムをさておいて浴衣レッスンに特化。

いつもは着物も長襦袢も滑りの良い絹ですのでスルスルと上がりまたスルスルと下がってきたりいたしますね^^。
それに比べ浴衣は綿。下には裾除けかあるいはペチコートのようなもの。

裾腺を決めるにあたりいつもと様子が違います。
モソモソとしてなかなか思うような位置に定まりませんし腰回りに中の物が上がってきたりします。

ここは日ごろの着物をお召になる時の着物を体から一端離して前後で床から平行に上げてから下げていく例の基本を忠実にしなければなりません。

また衣紋なども長襦袢がないため浴衣のお衿を直接衣紋を抜いて綺麗に仕上げなければなりませんね。
ここでは掛け衿の内側片方だけで宜しいですので糸を解いて衿芯をカーブに沿わせて入れて下さいませね。
格段にお衿元の美しさが違って参ります。

今回は踊りがとても激しいとのことでしたので(どんな踊りかとても興味があります♪)おはしょりは一重あげはせず、下前のお衿が乱れた時は左内側のおはしょりを上から引けば良いように致しました。つまり二重のままに致しました。
その代り丁寧におはしょりには手刀を切って頂いております。

浴衣レッスン20160715

帯はリバーシブルの博多帯。表は矢羽のお色がとても鮮やかな物でしたが浴衣がステンドグラスのようなとても個性的でしかも大変生地も染付も凝っておりましたので敢えて裏の黒地に縞柄を出して、Kさんがお一人でも結べる角だし風・・さらに「もどき」に致しました。

2日間に亘り物凄い人数のご参加だったようですが、とてもお楽しみ頂けたようですよ。

夏本番はこれから。
すて~きな下駄もお持ちですしどんどん浴衣でお出掛け楽しんでくださいませね。

和楽庵着物教室からの浴衣講習のご案内

和楽庵着物教室ではスッキリ簡単に着付けられる浴衣レッスンを行っております。
お一人お一人個性に合わせた帯結びもご提案致しますのでお気軽にお越しくださいませ。

1レッスン2000円。
毎週:水曜日・金曜日・土曜日

詳細は下記までご連絡くださいませ。お目に掛かれますのを楽しみにしております。

着付教室に関するフォーム

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TEL:03-3661-1515(代)

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