2017年 浴衣講習会

昨年に引き続き千葉の大学よりご依頼を頂いた浴衣講習会。
今回は昨年の経験を生かして少し余裕が出来た先輩講師を筆頭に今年初めて講師としてデビューなさった方交えて7人で伺いました。
其々の学年にカラーがあるものですが今年の学生さんはとても真面目で大人しい方が多かったような気がいたします。
また国際色豊かになってまいりまして日本語を流ちょうに話す方、たどたどしい方其々でしたがどの方も浴衣に興味がおありでそれはそれは熱心に浴衣を着付けていらっしゃいました。
2017浴衣講習1

浴衣はきものの着付けの中ではそれほど難しいものではありません。
衿元はキリリと裾線はくるぶしが隠れる長さに 半幅帯の崩れにくい結び方など要所要所をしっかり押さえてお伝えして参りますと限られた時間の中でコツをしっかりつかんで着付けることが出来るようになりました。

男子生徒の方々も別の教室で三人の講師から貝ノ口と浪人結びを学び外国の方などは一眼レフやスマホで浴衣姿の記念の写真を撮っていらっしゃいました。

2017浴衣講習2

まさか平安時代の湯帷子が浴衣に発展して現代において外国の方がお召しになるなど思いもよらないことが今は普通になされております。
さりげない事ですが日本の文化なのですよね。
とても微笑ましく嬉しく眺めておりました。
2017浴衣講習3

塵一つ落ちていない綺麗で広大な大学。環境に恵まれた中で勉学に勤しむ穏やか学生に囲まれてこちらはエネルギーを頂いたひと時でした。

折角浴衣の着付けを習ったのですもの、どうか花火大会や夕涼みなど機会を見つけて浴衣をお召になって下さいますように。

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