ライブに白大島を着て
なんとまあ、久し振りのブログとなってしまいました。
夏が過ぎ秋も冬も過ぎ春遠からじとなって慌て始めました。
と申しましても重い腰はなかなかそう簡単には持ち上がりません。
でもね、昨夜のライブは久しぶりに心洗われ、なんだかブログにアップしたくなりました。
六本木ミッドタウンにあるビルボードでギタリスト鳥山雄司が(「世界遺産」の作曲で耳にしていると思います。)
オリジナルとしては9年ぶりのソロ作だとかで、PYRAMIDのメンバーと共に極上の編成で登場。
ライブが始まる前にシーザーサラダやいつでもどこでも注文するマルゲリータそして和牛サーロインステーキの炭火焼き♪
相変わらずアルコールは飲めないのでこれまた定番のグレープフルーツでのどを潤して。
アルコールに同じく弱い夫は何とか恰好つけて飲んでおりましたが・・
チョッピリ贅沢でしたが今日のお教室で一人淋しく自宅から持ってきたおにぎりを頬張り節約したから良いかな~と無駄な抵抗。
演奏が始まる前の喧騒は妙に心地よくこれから始まる期待以上のパフォーマンスに早くも心躍ります。
やはり生の演奏は格別ですね。何とも都会的で繊細でそれでいてまろやかな音色♬。
10年ほど温めていたもので最高に悲しい曲を作ったというSolitaireはツボにはまりウルウルに(T_T)
ライブに着て行った白大島
さてお食事を頂くにしても本日お稽古帰りに着ていた着物は白大島。
ライブですのでカジュアルにして行こうと考えてまずは紬を。中でも大島は紬と申しましても生糸で織られておりますので光沢感もありスッキリとした着こなしが出来ます。
色目は暗い会場の中で黒っぽい着物ではつまらぬとあえて白を選びました。
マルゲリータのトマトソースが飛ばないようクリップ持参でナプキンを留めてしっかりガード。
着物を着ておりますと必ずやお店の方が気を利かしてナプキンを持ってきてくださいますね。そのちょっとしたお心遣いの有難いこと。
帯は蜘蛛の巣柄の名古屋帯。お太鼓部分はたれ先に糸にぶらさがったクモがいます。
蜘蛛の巣の文様は、大正・昭和初期の芸者さんたちには良いお客さんがが引っ掛るようにと人気があったようです。
また別の意味では「幸せをつかむ」ともいわれておりますのでわたくしはこちらの意味合いで(^^)。
白の着物に銀鼠の光沢ある名古屋帯ですので小物に紅を差しました。
段々と歳を重ねますと紅色が恋しくなりますのね。
そのうち真っ赤な口紅をつけるかもしれません^^。